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黒田官兵衛と鱧

 投稿者:松本達雄  投稿日:2006年11月22日(水)15時43分32秒
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  天正18年(1590年)3月、秀吉は天下平定最後の仕事、北条氏政を降伏させるべく小田原城を攻めた。東海一の名城小田原城は怯まず篭城は百余日も続いた。様々な策を講じたがどれもうまく行かず途方にくれた秀吉は官兵衛に頼む。官兵衛は城主氏房に和睦勧告の手紙と共に陣中へ見舞いとして「酒2樽と粕漬の鱧10本」を贈った。その後小田原城に一人で乗り込んだ官兵衛による北条氏政への説得により戦は回避され開城する事になった。無駄な流血も無く多くの兵士の命を救った官兵衛の人間としての大きさに今更ながら敬服するものである。ここで中津市民にとって嬉しいのは官兵衛が鱧を10本陣中見舞いとして贈ったことだ。当時中津藩主としての日々、目の前の周防灘で獲れていた鱧を粕漬けにして小田原まで持参していったのだ。当時黒田の武士たちは日常からこの鱧を好んで食べていたということになる。益々鱧と黒田武士が中津にとって身近になったことに喜びにたえない。いま、中津市ではハモ音頭が市民の愛する踊りになっているが黒田武士の舞いも多くの市民に愛される郷土の宝物となって欲しいと切に思います。どうか心有る方は「ハモ音頭」と共に「豊前中津の黒田武士の舞」を一緒に育てていって欲しいと思うものであります。  
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